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各務原市ふるさと福祉村

岐阜県各務原市(かかみがはらし)で活動する「地域福祉活動組織」です。定期的に意見交換交流会を開催し、医療・福祉の情報誌発行を行っています。

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岐阜県多職種連携人材養成事業について

各務原市ふるさと福祉村が平成26年度岐阜県の補助金を受けて企画します。

多職種連携人材養成事業とは。。

 要介護高齢者の在宅生活を支えるため、介護関係職員や医療関係職員など、在宅介護に携わる多種多様な職種の方の連携によるチームケアの構築を支援する事業です。


 今までの私たちの活動は、一般市民に向けた福祉サービス、医療サービスの紹介や啓発活動がメインでした。今後は、専門職が培った職業経験・専門経験・研究を報告発表する場を持ち、市民と専門職との関係を構築することが重要になってきています。

 介護を中心とした生活支援サービス提供者と、地域住民が共同参画する取り組みが出来れば地域で安心して最後まで暮らすことができるネットワーク形成が可能になり、「ふるさと福祉村」が目指す新たな共助社会を形成することにつながります。

 今回の事業は在宅医療・介護の専門職の方々(医師、地域包括支援センター職員、ケアマネジャー、介護福祉士、看護師等)と民生委員といったインフォーマルな活動をする方々に集まってもらい、講演会とグループワークを行い、一連の作業の中で、地域連携の在り方を学び、それぞれの現場に生かしていくことを目的とします。

テーマ「認知症になっても安心して地域で暮らすための多職種連携のあり方」

第一回
平成26年 9月23日(火)祝日  講演会 (募集100名)
参加対象者:介護・医療に従事する専門職
講師: 吉村 学 氏     揖斐郡 北西部地域医療センター長
                  *地域連携のあり方

    進藤 由美 氏 認知症介護研究・研修センター  

     *認知症についての理解
     *認知症ケアパスについて
     
第二回
平成26年 11月24日(月)祝日  グループワーク形式 (募集50名)
一回目の講演会に参加した方を対象に認知症ケアパスを活用した地域連携の現状と手法を学ぶ。


 各務原市においても、保健・医療・福祉サービスに対するニーズが高度化・多様化する中で、チームケアを担える人材育成が求められています。多様なニーズに応えるためには、多くの職種がその職種固有の視点から一人一人の認知症患者にかかわるだけではなく、一つの有機体(チーム)としてのかかわりが求められています。それぞれが実際に行われている連携の現状と手法を理解し、多領域の専門職を理解する力を養い、支援方法として多職種との連携・地域住民との協働のあり方を実践的に学んでいきます。


ただ今、実行委員会を立ち上げ、今後の活動について準備中です。詳しい応募方法については決定次第ご報告いたします。今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

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第15回 意見交換交流会終了しました。

第15回 意見交換交流会 3月22日(土)  各務原市中央図書館多目的ホール
              

 当日は天気にも恵まれ、今回は社会人落語も聞けるとあって、早くからご来場される方もお見えでした。講演会が始まるころには、会場は満員!190名もの方にご参加いただきました。

     13:30    開会のごあいさつ   会長  二宮医院   二宮 保典 
 13:40    講演会 在宅医療 「緩和ケア ~今後の展望~」  
 
講師  東海中央病院 緩和ケア内科  木田 盛夫 医師
     14:10     質疑応答  (30分)  
      皆さんからのご意見、ご質問を伺い、二宮先生と木田先生にお答えいただきました。 
     14:55 ~ 余興  落語一席!!  笑って脳を活性化しましょう 
                                          社会人落語「楽語の会」   竜宮亭無眠さん
   
    
           (※第二部に予定しておりました、緑苑の地域活動報告は演者の都合により中止となりました.)

  毎回、熱心にご参加いただく方、「社会人落語を聞きたくて初めて参加するわ」とおっしゃいながら入って行かれる方、ご参加理由は様々です。

 各務原市内で、医師、行政、警察、介護看護職員、民生委員、が一堂に集まり、福祉について、意見交換をする場は貴重だと思います。
こういった場を通して、ひとりひとりが地域福祉について考えるきっかけになることを願っています。
今後も継続していけるように頑張っていきたいと思います。



 

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アンケートのご報告 その1 緩和ケアについて

第15回意見交換交流会 実施「緩和ケア」についてのアンケート集計結果

問1 あなたは、自分の最期をどこでむかえたいですか。
○を付けてください。

①自宅    ・・・・・・・・・・91人  (54%)
②一般病院 ・・・・・・・・・・13人  (8%)
③緩和ケア病棟・・・・・・・46人  (27%)
④施設      ・・・・・・・・7人  (4%)
⑤その他   ・・・・・・・・・・・4人  (2%)
  
無回答  ・・・・・・・・・・・9人  (5%)
 
その理由は・・・・?
 ①自宅    (91人)
 
・今までの生活環境の延長線として自宅でいきたい
・自分の意思としては自宅ですが子供に負担をかけたくない思いは強い
・家族と共に生活できるから
・家族やペットと過ごしたいから
・自分で排泄ができれば自宅で。癌であれば緩和ケア病棟で残された時間を楽しく生きたい。
・自分の好きなことをして過ごしたいから
・家をバリアフリーで作り、トイレ、風呂、廊下すべて車椅子が入るようにしてあり、訪問診療を受けていきたいと思います。
・たぶん夫亡きあと、私が一人残り、一人暮らしが出来そうにないと娘達が判断した時施設に入れてくれると思う。
・家族の者に見守られて往きたい。
・元気であれば自宅でPPK(ピンピンコロリ)。病気であれば緩和ケア病棟でなるべく薬を使わず子どもの世話にならないように。
・お話を聞いて家族が納得してくれるのなら、それもいいのでは。
・子ども等に人間の最後を体験させたいから
・今グループホームにお世話になっている、そこが自宅だと思っている。
・娘、孫の世話になることと思いますが、今から折にふれ話し合っています。
 ②一般病院  (13人)
 ・自宅でもいいが、介護してくれる方次第だし、病状による。
 ・緩和ケアに行きたいが費用に自信がない
 ・一人っ子で遠方に住んでいるので負担になりたくない
 ・家族に迷惑をかけたくない
 ③緩和ケア病棟  (46人) 
 ・専門家によるケアを受けつつ、最期まで自分らしく生きたい
 ・家族の負担を大きくせず、自分の生活時間をつくりたい。
 ・自宅を希望するが看てくれる人がいない
・痛みに対応してもらえるから
・苦しまず静かに最期を迎えたい
・楽に死にたい。妻のとき、看護婦さんが優しかった。
・家族には迷惑かけたくない
・痛みがある癌なら緩和ケア、痛みがないのなら、施設がいい。
・家族に負担をかけたくない。緊急の場合タイムラグがある
・積極的な治療よりも痛みや苦痛をとってもらう方が安心して死ねると思う。医療者が傍にいてくれたほうが安心
・最後の最後だけ病院に行きたい。夫や子供におむつ交換等の世話をうけたくない。
④施設   (7人)
・実子がいないため
・家族に負担をかけたくないし、入浴その他のこと行き届いているので。ただお金がかかり過ぎる。
・長男、次男共に他県に住んでいるため
・子供に迷惑をかけたくないので
⑤その他、  (4人)
・考えたことがなかった
・今のところどこでも。出来る限り迷惑をかけずに

 



 


 

 


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情報誌発行 2014春号 VO.12

 

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