今回は、普段ケアマネジャーが行っている地域ケア会議を、ステージ上に移し、皆さんにみて頂こうという企画です。
話の中に出てくる介護保険の内容や費用について、ケアプラン、施設の説明を交えて、現場で実際に活躍しているケアマネジャーが分かりやすく解説していきます。
前回の意見交換交流会のアンケートにあったご質問
・独居の人に在宅介護は可能なのか。
・少ない年金で在宅医療生活は可能なのか。
・病院と在宅医療ではどちらが安いのか。
といったご意見にできる限り、お答えしたいと思っています。
今回はケアマネ役、家族役の出演者が半分シナリオ、半分アドリブでそれぞれの立場から発言していきますので、この先の展開は当日決まります。
参加者からの飛び入り発言も受け付けますよ。
みなさんで一緒に考えてみましょう。
地域ケア会議とは?
地域包括支援センター又は市町村の主催により、包括的支援事業の一環として、幅広い地域の多職種の視点により、それぞれの専門性に基づくアセスメントやケア方針の検討がなされる場です。
ストーリー
ある日、地域包括支援センターに一本の電話が入りました。
「顔にアザのある、徘徊する認知症らしき高齢者がいる。助けてやって欲しい。」
自宅を訪問すると顔に大きなアザを作り、ゴミにあふれた家に,うつろな顔でたたずんでいる
高齢者がいました。 76歳の山田丸男さん。次男さんと二人暮らしをしています。
2年前から徘徊、物集めが始まっており、認知症の症状が現れていました。
某企業にて事務をしていた次男さんは4年ほど前,通勤途中交通事故にあい、怪我の後遺症で仕事に復帰できず、それ以来、無職でした。
二人だけの生活で、認知症の父親の態度に我慢できず、次男さんの暴力がエスカレートしつつありました。
緊急性を感じた ケアマネは市内にすむ長男さんと連絡を取り、今後の対応を相談しましたが、、、
認知症で問題行動がある丸男さんの、自由な自宅暮らしと、無職の次男さんの今後の生活支援、家族がどうやって向き合い、介護サービスを利用して支えていくのか、、、
さあ、ここからどうなってしまうのか、続きはステージで!!
ケアマネさんやご家族、地域の方がどのように在宅生活を支えていったのか、
話が展開していきます。
「近所に気になる人がいるけど、、、」又は、
「遠方に暮らす一人暮らしの母が、認知症になったら、、、」と心配な方、
こんなとき何処に連絡をしますか、また誰に相談をしますか?
身近な問題を題材に、意見交換交流会の場で、皆さんと一緒に考えてみましょう!
誰でもご参加できます。お気軽に直接会場へお越し下さい。
お待ちしております。