エンディングノート・・・それは人生の最終章に自身に生じる万一のことに備えて
自分の希望を書き留めておくノートです。
(遺言書とは異なり法的効力を持たない文書で存命中や死後の家族の負担を
減らすことを目的としています)
今までは自分が死んだときの葬儀や墓など、自分が死んだ後にどうして欲しいか書いておくものといったイメージがありました。しかし、最近では自分が生きてきた、これまでの証や自分の人生史を書き残すためのノートとしても使われるようになってきています。
自分の最期を考えることは これからの自分を輝かせること
エンディングノートに書き込んでいくことで、改めて自分の生き方を考え、これからの目的、生き甲斐が見えてくるのではないでしょうか。
いまやエンディングノートを書くのは高齢者だけではないそうです。30代40代といった、最期を考えるには早すぎる世代の方がエンディングノートを利用しています。
人は誰でも死から免れることはできません。そして、いつ死ぬのか選ぶことはできません。このノートに書き込むことで、もし自分が介護をしてもらう立場となったら、誰に、どこで介護してもらいたいのか考えます。そして、どういう選択肢があるのか調べるでしょう。そこで色々なサービスや選択肢があるとわかれば、漠然とした将来の不安を少しでも解消し、心積もりしておくことも出来るのではないでしょうか。
さらに今までの思い出や家族への思いを書き込むことができるので、後々残された家族にとっても大切なノートになるでしょう。普段の生活の中では、思い出話で片付けられていることも、家族や友人にとってはとても新鮮なものかもしれません。
言葉は形の無いものです。記憶から薄れていくこともあるでしょう。しかし、ノートに書いた文字は形となり、あなたの思いを込めることができます。
各務原市ふるさと福祉村が企画・編集した エンディングノート
お問い合わせ 各務原市ふるさと福祉村
事務局 058-389-1414(山興印刷内)
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